9月になっても猛暑日の続きますね。そんな時はやはり涼やかなものが食べたい。ってことで、今回はお蕎麦屋さんの紹介です。ここは去年、友達と、丹沢の中川温泉(神奈川県)に行く途中のお昼に寄ったお店です。実は、お昼は別のお蕎麦屋を予定していたのですが、そんなに遅く着いた訳でもないのに、何と、本日分売り切れのため閉店という看板がっ。一気に脱力しつつも、空腹はマックス状態。ということで、予備のために調べておいた、そこからそんなに遠くないお蕎麦屋「くりはら」になったのです。
ただ、このお店も売り切れ閉店だったら?という嫌な予感を抱きつつも、ナビを設定し直して、友達の車は出発したのであります。
前々回ご紹介した「ごはん処 みやけ」と同じく、古民家を改装したお店です。は〜、古民家ええな〜、こんなお家に住みたいな〜、と思ってしまう程の古民家好きの私です。お店の前には、まだ営業中の看板が出ていたので、何とかお昼にありつけることに。
玄関で靴を脱いで、お店の中にあがります。梁が見事で、改装もやりすぎてない所がよかったです。置いてあるものも、センスがよく、これまた置き過ぎていない所もグー。こういう所だと、色々飾りたくなりますが、やはり日本人は侘び寂びが大切です。画像がちょっと暗過ぎますね。すみません。
メニューの画像を撮るのを忘れましたが、蕎麦以外の料理も豊富でした。我々は頼みませんでしたが。笑。ただここで、プチ残念なことが。閉店は免れましたが、いくつかの品が売り切れになっていたのです・・・。それも、ここのお店の一番の売りであろう「手碾きざる」が。「手碾きざる」とは蕎麦を石臼で手で挽いた粗挽きのことで、数に限りがあるそうです。なので、私は「せいろ」を注文。これは電動石臼で挽かれた蕎麦です。蕎麦は結構食べ足りない感があったりするので、大盛りを注文しました。友達が何を注文したか失念。
で、待ってる間に、サービスでお漬け物(浅漬け?)と枝豆が出されました。それをつまみながら、お蕎麦が来るのを待ちます。でも、結構かかるので、色々と店内を拝見。
我々が座っていた座席の丁度真横に見える裏庭。
こちらは表の庭です。手入れがきちんとされていて気持ちいいです。
そうこうしている間に運ばれて来た「せいろ」です。蕎麦を食べた時に、何かシュワシュワ感があったのは友達も感じてたらしく、我々の結論としては、つなぎにとろろを使っているんだろうと。お店の人に確認してないけど。笑。おつゆは濃いめです。見た目足りないかな〜と思いましたが、満足する量でした。って、大盛りですからね。
で、手打ち蕎麦屋ならではの蕎麦湯。濃厚でとっても美味しかったです。お蕎麦の健康成分ルティンがたっぷり入ってるので、これでもかと飲みました。蕎麦湯も、おつゆもおかわりできるそうです。お店の方が声を掛けてくれました。余りにもがぶ飲みしたからだったりして。笑。
ゆったりとした時間を過ごせるお店です。そう、何かこの店内だけ時間がゆっくり流れている感じ。我々の他に、カップル、近所の人と思われる年輩の女性が一人いましたが、皆さん、ゆっくりとお食事を楽しんでいらっしゃいました。味、雰囲気、接客とも申し分のないお店と言えるでしょう。少し分かり難く、不便な所にありますが、是非、お車でどうぞ(ナビ必須かも)。
手打そば くりはら(
http://www.ac.auone-net.jp/~kurihara/