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「野菊」鎰屋政秋(京都府京都市左京区)
 本日9月9日は「重陽の節句」です。重陽の節句?と思われた方、多いでしょう。節句の中でも一番マイナーな節句と言ってもいいでしょう。1月7日の「人日の節句(七草)」3月3日の「上巳の節句(桃の節句)」、5月5日の「端午の節句(菖蒲の節句)」、7月7日の「七夕の節句」、9月9日の「重陽の節句(菊の節句)」で五節句と言われるのですが、中の3つは有名、最初のも人日の節句という名前は一般的ではないものの、七草粥を食べる日としてはよく知られているところ。それなのに、重陽の節句は別名菊の節句と言われてもピンと来ないし、何かしらの風習が残っていることもなく、超マイナーな存在となっています。そんな重陽の節句に、私はせっかくなので菊に因んだお菓子を食べました。

野菊

 「野菊」というお菓子の名前、京都にお店を構える鎰屋政秋(かぎやまさあき)という屋号から、あ〜何と風流な和菓子ざんしょ、と思われた方多いでしょう。でも、ちょっと違うんですよね。いや、結構違うかも。笑。見た目は日本を代表する落雁ですが、って、実際も落雁なんですが、材料の一つに地中海アーモンドが入ってるんです。アーモンド!更に、地中海って!アーモンドと野菊・・・。そして、このお菓子は先代のご主人が、モロッコ旅行に行った時に食べた地中海アーモンドをヒントに考案したんだとか。京都の和菓子職人がモロッコ旅行・・・。何とも摩訶不思議なお菓子でしょ?

 さて、肝心の味ですが、これが結構面白いというか、かなりイケます!落雁でありながら口に入れるとほろほろと崩れ、ほのかにアーモンドの風味がします。ここが京都の和菓子らしく、あくまでほのかなんです。「わてはここでっせ!」という強い主張をしない。地中海アーモンドと落雁が上手くマッチングしています。甘さも控えめで、ついつい一個二個と手が伸びます。

 因みにこのお店、「鎰屋政秋」と記載しましたが、一般的には「百万遍かぎや」という名前で知られています。外装の製造者欄は「鎰屋政秋」と、箱には「百万遍かぎや」とあります。「鎰屋政秋」が正式名称で、「百万遍かぎや」は通り名でしょうね。で、百万遍というのは、今出川通と東大路通の交点付近のことで、これまた正式名称ではないものの、そう呼ばれています。この北東に位置する「知恩寺」の通称に由来します。通称だらけですな。笑。また、この南東に京都大学があります。

野菊外装

「野菊」の外装。包み紙も美しい。

野菊箱

「野菊」1箱(15個入)630円
鎰屋政秋(http://www.kyoto-kagiya.co.jp/

器はchoice(http://www.hcg-choice.com/)で購入

ランチョンマットの手ぬぐいはかまわぬ(http://www.kamawanu.co.jp/)の「乱菊」
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