前回の新潟県からかなり飛んで、今回は大河ドラマ「龍馬伝」(一度も見たことないけどw)の主人公・坂本龍馬の出身地である南国土佐、現在の高知県の銘菓です。
高知と言ってまっ先に思い浮かぶ名産は鰹。その他、四万十川の鮎とか、魚のイメージ。高知の銘菓と言って、まあちょっと詳しい人なら「ケンピ」が思いつく位でしょうかね。しかし、今回紹介する「野根まんじゅう」は「ケンピ」程ではないですが、歴史のある銘菓です。
名前の由来は、その地名の野根から。しかし、明治維新後の創業時には、まだ特定の名前がなかったそうです。初めは、ただのおまんじゅうとして売られていたものが、昭和25年、昭和天皇陛下が土佐路をご巡拝の際、室戸岬山田邸において、このおまんじゅうをお召し上がりになられて以降、「野根まんじゅう」という名で親しまれるようになったとか。
このおまんじゅう、白生地の薄皮饅頭で、餡はこし餡、サイズはかなり小ぶりです。一見、酒饅頭にも似ていて、皮の材料にもお酒が使われていますが、酒饅頭のようなお酒の風味はそれほど感じられません。シンプルでやさしい味、飽きない味という感じですね。
箱の状態(左)クリックで大きくなります。
「野根まんじゅう」1箱(16個入)700円
浜口福月堂(
http://www.nonemanjyu.com/)
器は合羽橋の田窯(
http://www.grapestone.co.jp/brand/dengama.html)
ランチョンマットの手ぬぐいはかまわぬ(
http://www.kamawanu.co.jp/)の「原宿村」(かまわぬ原宿店の限定品)