今回は、是非暑い夏に食べたい、食べて欲しい銘菓です。
生姜と言うと、体を温める食材として冬のイメージもありますが、冷奴、素麺の薬味として、夏にも大活躍の食材です。新生姜も初夏に出回ります。関西で有名な夏の飲み物「冷やし飴」も生姜の搾り汁、またはおろし生姜を入れます。生姜の独特なピリッとした辛さが、夏バテ解消に最適でしょう。
そんな生姜を使ったお菓子と言えば「生姜糖」です。「生姜糖」は特定の地域の銘菓というよりは、どこにでもある和風おやつと言ってもよいでしょう。また、「生姜糖」と言っても、砂糖菓子のようなものと、生姜の砂糖漬けと二種類あります。今回ご紹介するのは、本来の「生姜糖」、砂糖菓子です。
先程、「生姜糖」はどこにでもある和風と言いましたが、特に有名なのは出雲と伊勢です。そう、どちらも日本を代表する神社のある地です。とりわけ、出雲は出西生姜という特産品を持ち、それは風土記の時代から風味の特に優れた生姜として知られていたそうです。そして、出西生姜はまさに生姜糖の原材料として向いていました。それは、その繊維の小ささ、煮ても特有の味も匂いも失わないからだそうです。
さて、子間屋生姜糖本舗の「生姜糖」ですが、はっきり言って、びっくりする位辛いです。えっ?生姜糖ってこんなに辛かったっけ?という位。でも、癖になります。かなり癖になります。これはヤバい。生姜好きの私にとってはたまらん。あ〜これ、寒い冬に食べたら体がぽっかぽかになるかも!いや、夏に食べれば、さっぱりシャキッとして夏バテにいいかも!この生姜糖は板状ですが、一口サイズも売っているので、カバンに忍ばせて、気持ちを切り替えたい時に食べたいですね。パッケージも昔っぽくて素敵です。
パッケージ、クリックすると大きくなります
來間屋生姜糖本舗(
http://www.syougatou-honpo.jp/index.html)
器はsara-cera(
http://www.rakuten.ne.jp/gold/sara-cera/)
ランチョンマットの手ぬぐいはかまわぬ(
http://www.kamawanu.co.jp/)の「薬味」